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京都市の伐採|費用の目安と、補助金が使えるかどうか

京都市の伐採|費用の目安と、補助金が使えるかどうか
京都市で木を切りたいとき、「いくらかかるのか」と並んでよく調べられているのが「補助金が使えないか」です。この記事では、費用の目安と決まり方に加えて、京都市の制度が個人宅の庭木に使えるのかどうかも、はっきりお伝えします。
京都市で庭木を伐採するときの費用の目安

住宅の庭で数本を切る一般的なケースであれば、総額5〜10万円程度に収まることがあります。
ただし、次の2つに当てはまると、この帯を超えることがあります。
- 何十年も成長して高木になっている木 — 特殊伐採を行わないと伐採できないケースになるため、費用が高くなることがあります。
- 幹が太い木 — 幹が太いことにより、切った後の処分料が増えて料金が上がるケースが散見されます。
当社の樹高別の料金は次のとおりです(すべて税込)。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 低木(3m未満) | 1,800円〜(通常2,250円) |
| 中木(3m〜5m) | 7,800円〜 |
| 高木(5m以上) | 18,000円〜 |
| 特殊伐採(1本) | 18,000円〜(ゴミ処理代込み) |
世の中の相場としては、伐採1本あたり3m未満で3,000〜9,000円、3〜5mで8,000〜20,000円、5m以上で15,000〜30,000円が目安とされています(出典:くらしのマーケット/2026年8月時点)。
ひとつ、樹種の話を先にしておきます。庭木として仕立てられた松は、1.5〜3m程度に落ち着くことが多く、樹高でいえば低木の区分に入ります。 手入れをして仕立てている松は、放置して大きくなる育ち方をしません。松の費用で気にしていただきたいのは高さではなく、枯れているかどうかです。
一方、ケヤキ・クスノキ・杉は、庭に植わっている時点で5mを超えていることが多い木です。同じ「庭木」でも、費用の帯が変わります。
京都市の補助制度は、庭木の伐採に使えるのか

先に結論をお伝えします。京都市には危険木等伐採支援事業がありますが、対象は森林内の樹木で、住宅の庭木は対象外です。
関西の6府県・56自治体を調べた範囲で、危険木の伐採そのものに補助が出るのは京都市・加古川市・三田市の3市のみでした(2026年8月時点)。いずれも森林が対象です。個人宅のお庭の木を切るのに使える補助制度は、残念ながら見当たりません。
補助制度についてお伝えしたいことが、あと2つあります。
- 制度は年度で変わります。 補助率・上限額・要件は毎年見直されますので、申請前に必ず京都市の公式サイトで当年度の内容をご確認ください。
- どの制度も「着工前の申請」が条件です。 契約して作業を始めてしまうと使えません。使える可能性があるなら、業者を決める前に窓口へご相談ください。
なお、空き家の解体に伴う庭木の伐採については、話が変わります。京都府内では宇治市が、空き家の除却補助の対象経費に「立木竹等(雑草を除く)の伐採に要する経費」を明記しています(1/3・上限30万円/2026年8月時点)。空き家の庭木でお困りの場合は、解体補助の枠で見たほうが早いことがあります。
逆に、植えるほうには助成が多くあります。 伐採後にお庭をどうするかまで含めて考えるなら、お住まいの自治体の緑化助成を調べてみる価値はあります。
伐採の見積もりは何で組み立てられているか

一般的な造園会社の見積もりは、次の4つで組み立てられています。切り株まで撤去する場合は、これに抜根費が加わります。
- 伐採費 — 木を切り倒す作業そのもの
- 搬出費 — 切った木を現場から運び出す
- 処分費 — 産業廃棄物処理場に持ち込む
- 人件費 — 現場に入る人の分
このうち、金額が読みにくいのが処分費です。当社の場合、3トントラック1台分の枝葉で、処分場に支払う原価が13,000〜18,000円程度。運搬と人件費を含めたご提示額は2〜3万円台が目安になります。
幹は枝葉のおよそ3倍の重さになります。 太い木ほど処分費が上がるのは、この重さのためです。
当社では、出張費はいただいていません。 清掃は当然の作業として無料で行っています(防草シートの敷設など整地を伴う作業は別途お見積りです)。
費用が上下する二つの要因

金額を左右するのは、作業量(本数)と作業の難易度の2つです。効きが大きいのは、圧倒的に後者です。
作業量(本数)— 一般家庭ではあまり効きません
一般のご家庭では、切る木は5本程度に収まることが多く、この範囲であれば本数で金額が大きく上下することは少ないです。金額が上がるのは、空き家や山林・裏山をお持ちで20〜30本になるケースで、作業日数が増えるぶん上がります。
作業の難易度 — ここが最大の要因
場所・木の状態が難しいケース
- 電線にかかっている木 — 電力会社の許可が必要になり、重機を利用しての伐採になるケースが非常に多くなります。難易度が高く、多くの造園会社が断るケースが散見されます。
- 住宅密集地で重機がまったく使えない現場 — 人が実際に木に登り、ロープで吊るしながら伐採します。間口が狭く奥行きのあるお宅では、この形になることがあります。
- 何十年も成長して高木になった木 — 特殊伐採でないと伐採できないケースになり、費用が上がります。
樹木の種類・生え方が難しいケース
- シュロの木など — 繊維質のため、伐採中にチェーンソーに繊維が絡まりやすい木です。ヤシ・ソテツ・フェニックス・ワシントニアパームも同様です。カイヅカイブキは枝が密で、切り分けに手間がかかります。
- ジャングルのように密集している — 一本ずつ倒す方向を作りながら進める必要があります。
- ブロック塀のすぐ側の抜根 — ブロック塀を考慮しながら掘り起こし、ものによっては水道管への影響も調べます。
- 幹が太い木 — 切った後の処分料が増えます。
重機を使う場合の実費もお伝えしておきます。トラックユニックが1日1万円強、高所作業車(17〜18m級)が1日2〜2.5万円です。ラフタークレーン35t(オペレーター付き)は1日約16万円ですが、これを使う現場はほとんどありません。 道路を使う場合は、警備員と道路使用許可が別途必要になります。
竹について、ひとつご注意があります。 竹から出るゴミは処理場が受け入れられないことがあり、その場合はお受けできないことがあります。竹の伐採をご検討の場合は、まずご相談ください。
見積書のどこを見れば「ぼったくり」を避けられるか
伐採の業界では、「伐採費用 一式」とだけ書かれた見積もりが多く、何にいくらかかっているのか分からないまま契約になることがあります。そして後から追加で見積もりを言われることもあります。
見積書を受け取ったら、次の点をご確認ください。
- 伐採費・搬出費・処分費・人件費が分かれて書かれているか
- 処分費が「込み」なのか「別」なのか
- 出張費が別途かかるのかどうか
- 抜根(切り株の撤去)が含まれているのか、別なのか
- 現地を見たうえでの金額なのかどうか
当社では、見積もりの詳細(内訳)を記載することが多く、伐採費・搬出費・処分費・人件費を分けてご提示しています。また、経験値から事前にゴミの量を読んだうえでお見積りしているため、追加でお見積りを出すことはほぼありません。 例外は、作業中に蜂の巣が見つかった場合など、事前に分かりようがない事態です。
京都市での施工事例
京都市で実際に行った作業のレポートです。
- 京都市 高木伐採:株式会社ENISIAの伐採作業レポート(2025年2月)
- 京都市 特殊伐採:株式会社ENISIAの特殊伐採作業レポート(2025年2月)
- 京都市 竹 伐採:ENISIA京都店の竹 伐採レポート
- 京都市 抜根:ENISIA京都店の抜根レポート
- 京都市 伐採 除草:ENISIA京都店の伐採 除草レポート
このほかの事例は京都の施工事例にまとめています。
参考までに、例外的に難易度が高かった現場の実額も公開しています。一般的な庭木の伐採がこの金額になることはありません。
| 現場 | 総額 | 規模・体制 |
|---|---|---|
| 大阪市 特殊伐採(2025年9月) | 約80万円 | 1本・20m程度/5人・2日半/重機使用 |
| 大阪市 特殊伐採(2025年6月) | 約70万円 | 15m以上/5人・3日/一本ずつ吊って下ろし |
| 兵庫県川西市 特殊伐採・竹林伐採(2025年1月) | 370万円 | 250平米の竹林/10人・5日 |
費用を抑える方法(依頼しない選択肢も含めて)

正直にお伝えすると、依頼しないほうが安く済むケースもあります。
ご自分で切る 3m未満の細い木で、倒す方向に何もない場所なら、ご自分で切ることは可能です。ただし、脚立や梯子の上でチェーンソーを使うのは、最も事故が多いパターンです。絶対にやめてください。林業の死傷年千人率は22.8で、全産業平均2.4のおよそ10倍にあたり、死亡災害の約7割が伐木作業で起きています(出典:林野庁 令和6年度森林・林業白書)。高さのある木・電線や建物が近い木は、ご自分で切らないでください。
なお、チェーンソーによる伐木作業の特別教育が義務づけられているのは、事業者が労働者に伐木作業をさせる場合です(労働安全衛生法59条3項、労働安全衛生規則36条8号)。
シルバー人材センターに頼む 費用は1名1日12,000〜15,000円程度で、業者に頼むより安く収まります。ただし危険な作業は依頼できず、対応の目安は概ね樹高3〜4mまで。チェーンソーを使う伐採や高所作業はできません。剪定ゴミの回収を行わないことが多い点にもご注意ください。
処分をご自分で行う 処分費が総額に効く以上、切った木をご自分で処分場に持ち込めば、そのぶんは下がります。ただし枝葉は思っているより量が出ます。
相見積もりを取る 2〜3社に見積もりを出してもらうのは有効です。金額の大小ではなく、内訳が書かれているかどうかで比べてください。安い見積もりが、処分費を含んでいないだけということがあります。
剪定で足りないか考える 「大きくなりすぎた」だけであれば、伐採ではなく強剪定で解決することがあります。剪定の相場は樹高2〜3mで平均2,983円/本、5〜6mで平均8,774円/本、7〜8mで平均16,766円/本です(出典:ミツモア相場研究所/成約5,748件)。松のように、手入れを続けることに意味がある木もあります。
木を放置するとどうなるか

倒れて他人に損害を与えた場合、所有者は責任を負います。 民法717条は、工作物の設置・保存の瑕疵で損害が生じたとき、まず占有者が賠償責任を負い、占有者が必要な注意をしていたときは所有者が無過失責任を負うと定めています。第2項で、竹木の栽植・支持の瑕疵にも準用されます。
隣家に越境した枝は、原則として木の所有者に切ってもらうことになります(民法233条)。2023年4月1日施行の改正で、①催告しても相当期間内に切除しない、②所有者が不明・所在不明、③急迫の事情がある、のいずれかにあたる場合は、越境された側が自ら切除できるようになりました。
そしてもうひとつ、放置すると費用が上がります。 何十年も伸びた木は特殊伐採でないと切れなくなり、幹が太くなれば処分料が増えます。
伐採に許可や届出は要るか

一般家庭の庭木は、通常は届出の対象になりません。
地域森林計画の対象となっている民有林を伐採する場合は、市町村長への届出が必要です。伐採を始める90日前から30日前までに出す決まりです(森林法10条の8)。保安林の伐採は、都道府県知事の許可が必要です(森林法34条)。
京都市は市域に山林が多く、お持ちの土地が地域森林計画の対象になっている可能性があります。 裏山や山林の木を切る場合は、この届出に当たるかどうかを先に確認してください。
京都市の伐採への対応について
株式会社ENISIAは、大阪本部・兵庫店・京都店の3拠点で、大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県に対応しています。京都店は京都府亀岡市本梅町平松河原垣内18にあります。代表の武智勇太は造園業界7年、民間の庭から公共の緑地まで手掛けており、特に特殊伐採を得意としています。大阪府を中心に、関西で累計相談500件以上をいただいてきました。
他社に断られてからご相談いただく案件も多くあります。理由はたいてい「重機が入らない」「高すぎる」「電線がある」で、その背景にあるのは、木に登って作業できる人がいない・必要な装備がない・職人の年齢的に高所作業が難しい・剪定専門で伐採の設備がないという、業界の構造的な事情です。
当社では、賠償責任保険・火災保険に加入しています。伐採した木は、庭木専用の産業廃棄物処理場へ搬入しています。技術的にお断りするケースはほとんどありませんので、まずはお気軽にご相談ください。
- 電話:06-6210-7250(受付8:00〜20:00・土日祝も対応)
- Webフォームは24時間365日、LINEでのお見積りも承っています
- 出張費はいただいていません
伐採の費用全体については伐採費用の完全ガイド、個人宅の庭木については庭木の伐採で詳しく説明しています。5m以上の木は高木伐採、切り株の撤去は抜根の費用、重機が入らない現場は特殊伐採とは、業者の選び方は伐採業者の選び方をご覧ください。
京都の他の市町村で伐採をお考えの方へ
ENISIAは京都全域に対応しています。お住まいの市町村のページで、料金の目安と現場の条件をご確認ください。
よくある質問
Q. 京都市で庭木を伐採する費用の相場は?
A. 一般的な住宅の庭木であれば、総額5〜10万円程度に収まることがあります。ただし何十年も成長して高木になっている場合は特殊伐採が必要になり、また幹が太い場合は処分料が増えるため、金額が上がることもあります。
Q. 京都市の危険木伐採の補助金は、庭の木に使えますか?
A. 京都市の危険木等伐採支援事業は森林内の樹木が対象で、住宅の庭木は対象外です。制度の内容は年度で変わりますので、申請をお考えの場合は京都市の公式サイトで当年度の内容をご確認ください。どの補助制度も着工前の申請が条件です。
Q. 松の伐採費用はいくらですか?
A. 庭木として仕立てられた松は1.5〜3m程度に落ち着くことが多く、樹高でいえば低木の区分に入ります。そのため単価としては最も低い帯です。松の費用で気にしていただきたいのは高さではなく、枯れているかどうかです。
Q. 何が費用を左右するのですか?
A. 作業量(本数)よりも作業の難易度です。電線にかかっている場合は電力会社の許可が必要で重機を使うことが多く、逆に住宅密集地で重機が入らない場合は人が木に登ってロープで吊り下ろすことになります。シュロのようにチェーンソーに繊維が絡む樹種や、ブロック塀のすぐ側の抜根も難易度が上がります。また、幹が太い木は切ったあとの処分料が増えます。
Q. 竹の伐採もお願いできますか?
A. ご相談ください。ただし竹から出るゴミは処理場が受け入れられないことがあり、その場合はお受けできないことがあります。
Q. 出張費はかかりますか?
A. 出張費はいただいておりません。
Q. 切った木の処分費はいくらですか?
A. 3トントラック1台分の枝葉で、処分場に支払う原価が13,000〜18,000円程度、運搬・人件費を含めたご提示額は2〜3万円台が目安です。幹は枝葉の約3倍の重さになるため、太い木ほど処分費が上がります。
Q. 万が一、作業中に物を壊された場合は?
A. 賠償責任保険・火災保険に加入しています。
京都市の公式情報・関連リンク
京都市での伐採に関する公式情報・申請窓口は、以下の市役所公式サイトをご参照ください。保存樹指定木・保安林・行政手続きなどは、最新の制度内容を市役所でご確認ください。
京都市 対応エリア・お問い合わせ
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実際に京都市で対応した現場のレポートです。どんな樹木を、どんな立地で、どう処理したのかがわかります。
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