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建物のそばでも安心!特殊伐採の見積もりと料金がまるわかりガイド

特殊伐採(とくしゅばっさい)とは、普通の方法では木を倒せないような場所で、安全に木を切るための特別な作業のことです。
たとえば、家のすぐ横や電線の近くなど、「そのまま倒すと危ない」場所では、この方法が使われます。作業の内容や現場の状況に応じて、専用の機械や特別な技術を使って慎重に進める必要があります。
この記事では、特殊伐採にかかるお金(見積もり)について、はじめての人でもわかるように、やさしく解説していきます。
どういう点が費用に影響するのか、どれくらいの料金がかかるのか、また見積もりを取るときのコツなども紹介していきます。🪵📊🌿
目次
見積もりのポイントは「木の大きさ」と「まわりのようす」 🌳📏

見積もりの金額は、木の「太さ」や「高さ」によって大きく変わります。とくに重要なのが「胸高直径(むねたかちょっけい)」と呼ばれる測り方で、地面から1.2メートルの高さの太さを測定します。
おおよその目安としては、1cmあたり100円ほどです。たとえば、30cmの太さなら3,000円程度が基本料金になります。
加えて、高さも見積もりに大きな影響を与えます。
たとえば、3メートルくらいの木なら比較的安全に作業ができますが、10メートル以上になると高所作業となり、特別な道具や時間が必要になります。そのぶん、費用も高くなります。
さらに、枝ぶりが大きい木や、幹が複雑に分かれている木は、枝を切る作業が増えるため、その点も料金に反映されます。🌿🧰⏱️
木の本数や状態も見積もりに関係する 🌲
切る木が1本だけの場合と、複数本ある場合では費用が変わります。
何本も伐採するとなると、作業にかかる時間や準備、機材の設置などが増えるため、そのぶん費用も高くなるのが一般的です。
また、木の状態も重要なチェックポイントです。
たとえば、病気にかかっていて腐っている木や、強風で傾いている木などは、切るときに予想外の方向に倒れるおそれがあるため、特に注意が必要です。
そうしたリスクを避けるために、作業員が安全を確保しながらゆっくり進める必要があり、結果として追加費用が発生することもあります。⚠️
建物や電線が近いと作業がむずかしくなる ⚡

木の周りに建物や電線があると、作業はより慎重に、そして安全に行わなければなりません。
木をそのまま倒すことができないため、上から少しずつ切り落とし、ロープやクレーンでつり下ろす方法が必要になります。
このような方法には、経験豊富な作業員と専門機材が不可欠です。
たとえば、狭い場所での作業では、木に登ってロープで枝や幹を吊るしてから切る「リギング」という技術が使われることもあります。
このような手法は時間も手間もかかるため、料金も高くなりがちです。
また、風が強い日や雨天時には作業が制限されるため、作業日が延びる場合もあります。これも見積もりに反映されることがあります。🌧️
木の高さごとの料金の目安 💵📝
木の高さごとに、だいたいの料金目安は以下のとおりです。
- 3m未満:5,000円〜15,000円
- 3m〜6m:15,000円〜25,000円
- 6m〜9m:25,000円〜35,000円
- 9m以上:45,000円〜

これはあくまで基本的な目安であり、実際の金額は現場の状況や木の状態によって変動します。また、特別な条件(狭い場所・斜面・電線など)があるときは、さらに追加料金がかかる場合があります。🧾
ゴミの処分や機械のレンタル費用もかかることがある 🚛🧹♻️
木を切ったあとには、たくさんの枝や葉、幹などのごみが出ます。このごみを処分するにも費用が必要で、だいたい1トンあたり10,000円〜15,000円が相場とされています。大きな木を数本切ると、それだけで処分費用が数万円になることもあります。
さらに、作業で使う機械のレンタル費用も見積もりに含まれます。たとえば
✅クレーン車:1日あたり50,000円〜70,000円
✅高所作業車:1日あたり20,000円〜40,000円
このような重機は、安全に作業を進めるためには必要不可欠です。作業が長引けばレンタル日数も増え、そのぶんコストも上がります。
また、作業終了後の清掃や、周囲の整地作業、伐採箇所の片付けなどもオプションで追加されることがあります。これらも事前に見積もりに入っているかを確認しておきましょう。📦
正確な見積もりを出すには現地調査が大事 📷

電話やネットで「このくらいかかりますよ」と言われても、それはあくまで目安にすぎません。本当の見積もりは、業者が現地を実際に確認してはじめて出せるものです。
現地調査では、木の高さや太さだけでなく、作業スペース、通路の広さ、周辺の状況(建物・電線・道路など)も細かく見られます。これらすべてをふまえたうえで、安全で確実な作業方法を計画し、その内容に基づいた見積もりが提示されます。
良心的な業者は、作業内容についてていねいに説明してくれたり、複数のプラン(たとえば「処分あり・なし」や「高所作業車使用の有無」など)を提案してくれることもあります。📋
見積もりをお願いする前に準備しておくこと ✍️
見積もりをスムーズに進めるためには、以下のような準備があると便利です:
✅木の本数、太さ、高さを事前にメモしておく
✅木のある場所の写真をスマホで撮っておく
✅近くに建物、電線、道路などがあるか確認する
✅木を切った後のごみ処理をお願いしたいかどうか考えておく
✅2社以上に見積もりを依頼して、金額や内容を比較する
✅見積書の内訳(作業費・処分費・機械費など)をチェックする
このような準備があれば、業者とのやり取りがスムーズになり、納得のいく見積もりを受け取ることができます。🔍
まとめ:納得できる伐採のために大切なこと 🪓
特殊伐採の見積もりは、木のサイズや本数、状態、場所、周囲の環境、必要な道具や処分方法など、いろいろな要素で決まります。
とくに難しい現場や高所作業をともなう場合は、経験豊富な業者に依頼することが重要です。
料金はやや高めになることもありますが、安全にしっかり作業してもらえるなら、それだけの価値はあります。
大切なのは、自分でも基本的な知識を持って、見積もりの内容をきちんと理解することです。
現地調査をお願いして、不明な点はその場で聞き、納得してから依頼を決めましょう。信頼できる業者にまかせることで、安心して特殊伐採を進めることができます。😊🤝🌲